中途採用で身辺調査?社員や取引先も調べる!プロの方法3選!

未だに、企業で新卒採用や、中途採用時に身辺調査を行うことがあります。
ここでは、企業が依頼する身辺調査には、どのようなものがあり、どのように行われているか紹介したいと思います。

 

目次

  1. 企業が身辺調査する理由
  2. 新卒採用ではここを調べる
  3. 中途採用ではここを調べる
  4. 社員のここを調べる
  5. 取引先のここを調べる
  6. プロの依頼別調査方法3選!
  7. おわりに

企業が身辺調査する理由

企業身辺調査

企業が身辺調査を行う理由は、リスクマネジメントの一環です。
企業からすると、どんなリスクも避けたいのが本音です。
例えば、金融業界が借金を抱える人間を雇いたいと思うでしょうか?
そういった理由から、企業はこれから雇う人は良い人材なのか、これから大きい金額を扱う取引先は信頼できるのか、など知る必要があります。
もちろん、経験を積んだ採用担当が面接を行って判断できることもありますし、取引先に関しても同じことが言えますが、隠された学歴詐称や借金の有無、経済状況まではわかりません。
そのような時に、探偵事務所や興信所に身辺調査を依頼するケースがあります。
企業によっては、自社で調査を進めることもあり、必ずしも探偵が調査するわけではありませんが、リスクマネジメントの一環として身辺調査を行う企業は、未だにあるのです。

 

新卒採用ではここを調べる

新卒採用身辺調査

新卒採用において、探偵事務所や興信所を使用しなくとも、簡単に出来るSNSチェックは企業の人事担当の間で、かなりの確率で行われています。
なぜなら、身辺調査のプロ以外が人間性を調べる場合、SNSは最適なツールになるからです。
特に公開制限など行わず、本名で登録し、メールアドレスなどが履歴書と同じ場合は、簡単にアカウントが特定でき、中を見られます。
いくら面接で取り繕ったことを言っても、SNSで無防備な私生活を公開していると、人間性や、交友関係がありのまま露見します。
もちろん、人事担当はある程度、面接で人柄を見抜いていますが、最終確認するつもりで、大きな問題が無いかSNSを見ています。
その時に、行き過ぎた内容の投稿があったり、コメントへの返信を見て、ほぼほぼ決まっていた内定が白紙になることがあります。

 

中途採用ではここを調べる

中途採用身辺調査

中途採用の身辺調査を行うのは、大体、金融業界や警備業界、または、給料の高い役職者を採用する最終段階です。
大きな金額を扱う金融業界や、金品の護衛を請け負うことのある警備業界の場合は特に、金銭的な問題が無いか、経歴詐称はないか、犯罪歴はないかなどが重要視されます。
役職者も同様で、金銭面は勿論、人間性や、交友関係なども調査対象になります。
企業によっては、浅く調べるだけの場合もありますが、しっかり20万ほどかけて調べる場合もあります。
このように、大きな問題が起きる前に、お金を掛けてリスク回避を行う会社はあるのです。

 

身辺調査の相場が知りたい方は、こちらを参考にしてみて下さい。
>身辺調査の費用・料金相場

社員のここを調べる

社員身辺調査

現社員でも身辺調査の対象になる場合があります。
例えば、売上が落ちている社員の勤務態度を調べ、しっかりと職務を全うしているか調べたり、社内の情報漏えいの疑いがある場合などに行われます。
外回り中の休憩くらいなら問題はありませんが、就業時間内にパチンコに通っているのは問題です。
そういった、社内の人間だけでは目の届かない事柄を調べ、会社で然るべき対処を行います。

 

取引先のここを調べる

取引先身辺調査

取引先の身辺調査は、海外にある本社の経営状況を知りたい場合や、大きな金額の投資を行う場合、取引先の経営状況や内情を知りたい時に行われます。
代表者の不動産登記簿謄本や、相手企業の商業登記簿謄本を確認することで、債務状況、借入状況、担保設定状況などを調べ、きちんとした会社なのか調べます。

 

プロの依頼別調査方法3選!

さて、プロに身辺調査を依頼した場合、主な方法として

  • 尾行
  • 張り込み
  • 聞き込み

の3つがあります。
ここでは、どのようにプロが身辺調査を行うか、詳しく紹介したいと思います。

 

尾行

尾行

探偵の基本である尾行。
尾行は様々な依頼で行われますが、企業からの身辺調査の依頼の場合、現社員の勤務態度を知りたい時や、中途採用者のことを知りたい時に行われます。

依頼内容

社員の営業業績が著しく落ち込んでいる。
理由が知りたい。

調査内容

会社から出て真っ先にパチンコ店に向かい、負けたようで昼に引き上げ、昼食後、定時までただ車を走らせ帰社。
後日、会社の取引先への配布物を、近隣の山まで行って廃棄し、その足でパチンコ店へ行き、定時過ぎまでパチンコをしてから帰社。
どうやら、たまに取引先に顔を出すこともあったようだが、殆どはパチンコ店に通っていたようで、後日解雇したとのこと。

その他にも、中途採用の最終選考で、仕事の合間に面接に来ていたりしていないか知りたい時に使うこともあります。
このことから、面接の時は、有休を取ることをおすすめします。

 

張り込み

張り込み

尾行とセットで行われる張り込み。
中途採用の最終選考で産業スパイではないか、普段の生活態度はどうかなど、深い内容を知りたい時に行われます。

依頼内容

とても魅力的な人間で、是非、採用して役職を任せたいのだが、重要な機密を扱う部署のため人柄や背景を確認したい。

調査内容

履歴書に書かれた住所が正しいか確認するため、面接後尾行。
住所は正確だったので、翌日から張り込んで数日間の行動を追った。
すると、依頼企業のライバル企業の社員と喫茶店で密会している現場を目撃。
その後、経歴を洗うとライバル企業で開発をしていたことが判明し、採用を見送る。

この場合は産業スパイ、とは言いきれませんが、経歴詐称が判明したので、嘘をつく人間とわかりました。

 

聞き込み

聞き込み

中途採用者の持病の有無や、正しい退職理由を知りたい場合は聞き込みが有効です。
一例として、以下の方法を行います。

  • 履歴書に書かれた住所周辺の病院に、片っ端から電話して本人になりすまし、直近の診察状況を調べる。
  • 他社の営業になりすまし以前の職場に訪問し、調査対象のお世話になったと世間話をしながら情報を聞き出す。

さすがプロの仕事です。
やはり、転職の際は波風立てず、穏便に退職すると良いでしょう。
また、持病がある場合は素直に伝えることが、最善策です。
嘘をつくと、隠し事をする人間であると判断されてしまいます。

おわりに

業界によっては、身辺調査を行う企業があるのが現状です。
新卒採用を控える学生は、自身のSNSの公開範囲を確認した方が良いでしょうし、中途採用の場合は、身辺調査を行われる場合があると頭の片隅に置いて転職活動に挑んで下さい。